まず間取り図で部屋数と動線を頭に入れ、現地では室内、水回り、共用部の順に確認すると漏れが減る。可能なら日中と夕方の2回行い、メジャーを持参して気になる寸法はその場で測る。複数物件は比較メモを残すと判断しやすい。室内の写真を撮る際は管理会社に確認する。
チェックリスト5項目
①日当たり・向き
写真より実物の印象は違う。日当たりは時間帯で変わるため、昼と夕方で見比べるのがおすすめだ。部屋の向きによって日差しの入る時間帯は変わる点を意識したい。窓の向き、カーテンの遮光性、洗濯物を干す場所も合わせて確認する。ベランダの広さや物干しの高さも見ておきたい。
②収納
クローゼットや押入れは写真より狭く感じることが多い。奥行き、高さ、棚の有無を実際に測り、手持ちの荷物が収まるかを考える。靴箱や洗面所の収納の有無も生活感に影響する。ハンガーパイプの位置や、布団やスーツケースを置くスペースも確認しておくと安心だ。
③水回り
水圧や湯沸かしの速さは写真では分からない。蛇口を回して水圧を確かめ、お湯が出るまでの時間もチェックする。給湯器や水栓の種類も写真では分かりにくい。排水の流れ、トイレの流し具合、流し台の下の水漏れやカビもその場で見ておきたい。
④騒音
隣室や上下階の物音、道路・線路からの距離を確認する。騒音は平日の日中と夜で異なるため、可能なら時間帯を変えて再訪する。窓を閉めた状態と開けた状態で聞こえ方が変わる点も意識しよう。
⑤共用部・管理状態
廊下、ゴミ置場、ポストの清掃状況は管理の質の目安になる。エントランスの鍵、照明の明るさ、夜間の見え方、自転車置場の状態もチェックするとよい。防犯面では、オートロックや鍵の種類も確認したい。
契約前の最終確認
気になる点は内見中に管理会社へその場で質問する。更新料、解約通知期間、連帯保証人の有無など契約条件は物件ごとに異なるため、契約前に必ず再確認する。重要事項説明書の内容も契約前に目を通すと安心だ。口頭でなく書面で残る内容を確認したい。
免責
本記事は一般的な情報提供であり、契約条件は物件・管理会社ごとに異なる。地域や物件によって条件は変わるため、法解釈が必要な場合は宅地建物取引士や管理会社に確認してほしい。家賃相場などの数値データは本記事には含まない。