①採用を約束する表現。採用権限を持たないサイトが「本日採用中」「採用確約」などと名乗るのは、身元の虚偽表示として重大なポリシー違反にあたる。「確実に内定」「必ず紹介」といった言葉にも注意したい。採用権限の有無は、企業名と求人票の記載を照合すると見極められる。
②高収入の誇張。広告内容を要約して申告する際に「高収入」などのキーとなる詳細を誇張する行為も違反とされる。広告の「高収入」は売り文句であり、年収の根拠となる勤務形態・経験年数・実績などの具体的条件が併記されているかを必ず確認する。
③実体のない情報提供。「詳細な求人情報を掲載」と約束しておきながら、実際には情報を提供しないページも通常違反と判定される。特典や条件が具体的に示されないまま強調だけが並ぶ場合は疑ってよい。この3パターンに共通するのは、広告が内容を正確に伝えていない点だ。
見極めの基本:情報の突き合わせ
基本は、広告文・求人票・企業公式情報の三者を突き合わせることだ。広告にしか存在しない特典や、給与の記載が曖昧なまま強調表現だけが並ぶ求人は危険信号と考える。広告の強調表現は「売り文句」と割り切り、給与・勤務地・雇用形態などの事実情報は求人票と公式情報で裏を取る。両者に矛盾があれば、その求人は再検討の対象だ。公式サイトが存在しない求人は特に慎重に扱いたい。特に「未経験OK」と書かれていても、研修内容や配属先、想定年収のレンジが明記されていなければ、応募後の認識のズレにつながりやすい。
応募前チェックリスト
応募を急ぐ前に、次の項目を確認しよう。
・企業名と所在地が明記され、公式サイトに実在するか
・募集背景・勤務地・雇用形態など具体的条件が記載されているか
・問い合わせ先の連絡先が実在し、広告内容と公式情報が一致するか
・「高収入」「未経験OK」の根拠となる条件が示されているか
・広告と求人票で条件の記載に食い違いがないか
まとめ
本記事は求人紹介・採用代理機関ではなく、個別の給与や採用条件を保証するものではない。応募前には企業の最新情報を直接確認し、最終的な判断は読者自身で行ってほしい。なお、ポリシーの解釈は取得時点の資料に基づくため、最新の運用はGoogle公式情報で確認されたい。